もしあなたが、汗をかきながらセフィロスのコスプレをした身長2メートルの男の隣に立ち、巨大なLEDスクリーンで流れる次のファイナルファンタジーのトレーラーを叫びながら観たいと思ったことがあるなら……東京ゲームショウ2025はまさにあなたの聖地です。
幕張メッセで開催されるこのイベントは、ゲーマーのオリンピックとも言える存在であり、コントローラーを握る手が止まらない至福の祭典。RGBライトがきらめき、VRヘッドセットが飛び交い、なんとも言えないジャンルのグッズが所狭しと並びます。
持っていくべきものは、スナック、履き慣れた靴、スマホの予備バッテリー、そしてぬいぐるみに2万円使いそうになった時に止めてくれる友人。人は多く、待機列は長く、あなたの中の童心が暴走する危険性高めです。
ソニーやマイクロソフト、スクエニ、カプコン、セガといった大手ゲーム会社が最新作や試遊台を引っ提げて登場します。任天堂は基本的にいませんが、代わりに非公式ポケモンゲームがなぜか盛り上がっていたりします。
インディーゲームエリアはまるで夢の迷宮。知性を持つカブを育てる農業シムの隣に、幽霊同士で合コンをするゲームが並ぶカオス。意味が分からなくても楽しめます。
開発者や声優、超人気YouTuberによるパネルイベントも充実。英語が話せなくても大丈夫。隣の原神のコスプレをしたお兄さんが全部解説してくれるかも。
楽しみ方は「気ままにさまよう」こと。全部回ろうとしないで、気になったブースにふらっと立ち寄りましょう。ホラーゲームで叫ぶ人を見るのもよし、謎のリズムVRゲームを試すのもよし。
そしてコスプレ。自分でやらなくても見るだけで最高です。中にはガチのメカのような衣装や、呪われたPSメモリーカードの仮装(?)もあって写真を撮らずにはいられません。
物販は沼。どこかで「このゼルダのしゃもじ、使わないけど買っちゃうか…」となります。安心してください、みんな同じです。
東京ゲームショウは単なるイベントではなく、ゲームを愛するすべての人の夢が4Kで実体化する場所。最高に騒がしく、カオスで、心がほっこりする、日本ならではのゲーマーパラダイスです。
一度は行くべし。ちょっとオタクな服を着て、知らないゲームに並び、変なグッズを買って、帰り道で「来年も行こう」と思うでしょう。