もし「自分の人生に足りないのはゴジラ型の醤油差しだな」と思ったことがあるなら、新宿のゴジラ・ストアはあなたの魂の居場所です。ただの店ではありません。神殿です。カオスで、やりすぎで、でも美しい、怪獣王への神殿です。
店に一歩足を踏み入れた瞬間、ここはもう別の宇宙です。ゴジラが実在して、なぜか自分の小売王国を経営している世界。ぬいぐるみ?もちろんあります。Tシャツ?山ほど。ゴジラのラーメン丼、靴下、文房具?あります、あります、なぜかあります。口から蒸気を吐くゴジラ加湿器まであるんです。あなたの乾燥した部屋に怒ってるかのように。
「昔ゴジラの映画を1本だけ観たことある」と言った友達へのプレゼントを探してる?完璧です。「家を見下す等身大のゴジラ胸像をリビングに飾りたい」?あります。「ただのクラッカーにしか見えないけど、ゴジラの袋に入ってるお菓子を買いたい」?どうぞ、お金を差し出してください。
商品は“本気度”で並んでいます。入り口付近には無難なキーホルダーやシール。そして店の奥へ行けば行くほど、本気のフィギュアたちが待っています。人間の関節数を超えてるんじゃないかってくらい可動部分がある。途中には「傘を開くと東京が破壊されている」ゴジラ傘も。天気に気分を合わせてくれる仕様です。
そしてお客さんのバリエーションも最高です。ガチのコレクター、観光ついでの外国人、付き添いで来たけど目が点の配偶者。誰もが目を輝かせながら「えっ、モスラ専用コーナーあるの!?」と驚きます。そう、モスラ。破壊の蝶も専用グッズが揃ってる。しかも全部ちょっと可愛い。
レジ前はまさにラスボス戦。終わったと思ったら、横から謎のゴジラガチャポンが攻めてきます。気づけば予定外の出費。でも手にはゴジラ箸や謎グッズの袋。1時間前には存在すら知らなかったのに、今はそれがないと生きていけない気分。
結論:新宿のゴジラ・ストアはカオスな芸術です。ファンでも、ネタ目当てでも、財布は破壊され、心は放射能のような喜びで満たされます。10点満点中10点。また踏み潰されたい名店です。